ウルセラプライム、受ける前に確認したい適正ライン

超音波リフティングの副作用は、エネルギー不足ではなく目標層を外れることで生じます。リアルタイム超音波画像で深さを決める江南駅のNUWAクリニックの考え方。
目次
カウンセリングの途中で、こうおっしゃる方がいらっしゃいます。「どうせ受けるなら、強めにお願いします」
お気持ちはよくわかります。時間も費用もかけるのですから、はっきりした変化を見たいですよね。ただリフティングでは、このご要望が望む方向とは逆に働いてしまうことがあります。今日はなぜそうなるのか、そして自分に合ったラインはどう見つけるのかについてお伝えします。
ウルセラプライムは、超音波エネルギーをSMAS(筋膜)層まで届けるリフティングです。ただしエネルギーが目標とした層を外れると、周囲の脂肪組織まで一緒に萎縮し、いわゆる頬こけと呼ばれる凹みが現れることがあります。強さよりも大切なのは自分の皮膚の厚みと脂肪量に合った適正ラインであり、そのためリアルタイム超音波画像で層を確認しながら決めていきます。
ウルセラは強く受けたほうがいいのではないでしょうか
超音波リフティングは、皮膚を支えているSMAS(筋膜)層に熱凝固点をつくり、組織を収縮させる方式です。ここでの要点は、その熱が正確に筋膜層で止まるかどうかにあります。
エネルギーが過剰になると、目標とした層を越えて周囲の脂肪組織まで影響を受けます。脂肪が萎縮すると、顔は引き上がるどころか凹んで見え、この状態は元に戻すことが容易ではありません。やけどや一時的な神経刺激も同じ理由で起こります。つまりリフティングの副作用の多くは、エネルギーが足りないためではなく、目標とした層を外れることで生じるといえます。
ウルセラの頬こけとはどのようなものでしょうか
頬こけとは、頬の皮下脂肪が減ることでその部分が落ち込んで見える状態をいいます。たるみが改善されても、ボリュームまで一緒に失われると、顔がやつれて見えたり、年齢を感じさせる印象につながることがあります。
特に、もともと頬の脂肪が少なく真皮層が薄い方は、筋膜層と皮膚表面との距離が短いため、同じ設定でも脂肪層が影響を受けやすくなります。わかりやすく言えば、頬こけとは顔を引き上げる過程で、支えていたボリュームまで一緒に減ってしまったときに現れる凹みの現象だといえます。
ウルセラの適正ラインはどう見つけますか
真皮層の厚みも、脂肪の分布も、筋膜層の深さも人によって異なります。そのため決められた数値をそのまま当てはめるのではなく、施術の直前にご自身の顔の層を確認する工程が必要になります。
ウルセラプライムに搭載されたリアルタイム超音波画像では、施術中にモニターで皮膚層の厚みや脂肪の分布、筋膜層の位置を確認しながら進めることができます。目で見ながら1.5mm・3.0mm・4.5mmのトランスデューサーを必要な深さに合わせていくわけです。適正ラインはあらかじめ決めておく数字ではなく、施術中に層を確認しながら部位ごとに変えて設定する値だといえます。
どのような方に向いている施術でしょうか
| こんなお悩みなら | 検討する方向 |
|---|---|
| フェイスラインがぼやけ、ブルドッグ線が出てきたとき | 筋膜層を中心に支持構造へアプローチ |
| 不自然な引っ張り感なくハリを求めるとき | コラーゲンリモデリング中心の設計 |
| 頬の脂肪が少なく凹みが心配なとき | 薄い部位を避けて深さを調整 |
| ほうれい線・目もとのハリが気になるとき | 部位別にトランスデューサーを使い分け |
まとめると、ウルセラプライムが向いているのは強い変化を望む方というより、自分の組織条件に合わせた設計を望む方だといえます。
ウルセラのカウンセリングでは何を聞けばよいでしょうか
施術を決める前に、次の三つを確認しておくことをおすすめします。
- 自分の皮膚の厚みと脂肪量を施術前に確認するか
- 部位ごとに深さを変えるのか、それとも一つの設定で進めるのか
- 頬の脂肪が少ない部位はどう扱う予定か
リフティングは目に見えない深い層で行われる施術のため、受ける側からは確認できる手立てがほとんどありません。だからこそ、始める前に気になる点は必ず確認していただきたいのです。面倒なお願いではなく、当然していただいてよい確認です。ほかのリフティングとの比較からご覧になりたい方はリフティングガイドもご参照ください。自分に合った設定はどのくらいなのか、カウンセリングで一緒に確認していきます。
健やかでハリのある肌は、施術そのものよりも、正しい情報と続けられるケアが加わったときに完成します。1:1のオーダーメイド診断で肌の状態に合った方向をご提案するNUWAクリニックは、江南駅7番出口すぐ前、ソウル特別市瑞草区江南大路385 3・4階にあります。
よくあるご質問
Q. 頬の脂肪が少ないのですが、ウルセラを受けても大丈夫ですか。
A. 可能ですが、設計に注意が必要です。頬の脂肪が少なく真皮層が薄いと脂肪層が影響を受けやすいため、薄い部位は深さを下げるか避けてアプローチします。リアルタイム超音波画像で層を確認しながら進めますので、カウンセリングで事前にお知らせください。
Q. 頬こけができてしまったら元に戻せますか。
A. 減ってしまった脂肪のボリュームは自然に回復しにくいため、できてから戻すよりも、はじめから防ぐほうが大切です。すでに凹みがある場合は、ボリュームを補う別のアプローチも併せて検討されるとよいでしょう。
Q. 最高強度でお願いしてもいいですか。
A. おすすめしていません。ターゲット層を外れた過度な熱刺激は、頬こけややけど、一時的な神経刺激につながることがあります。強さよりも、自分の組織が受け止められる適正ラインを見つけるほうが、より安定した結果につながります。
Q. SMAS層とは正確には何ですか。
A. 皮下脂肪層と筋層の間にある薄い線維膜で、顔全体のハリを保つ中心軸の役割をしています。加齢でこの層がゆるむと、その上を覆う脂肪と皮膚が一緒に下へ下がっていきます。
Q. 施術中に痛ければ強度を下げられますか。
A. はい。進行中でも調整できます。痛みの感じ方には個人差がありますので、我慢して受けていただく必要はありません。ただし痛みだけでエネルギーの適正さを判断するのは難しいため、層の確認と併せて調整していきます。

NUWAクリニック
皮膚科 · NUWAクリニック 代表院長
10年間で12万件を超える施術で培ったノウハウをもとに、お顔のお悩みへの答えを一緒に見つけてまいります。



