サーマクールとリジュラン、一緒に受けると効果は高まるのか

肌の構造を立て直すサーマクール FLXと、その土壌を整えるPNスキンブースター。併用する理由と期待できる相乗効果、施術前のチェックリストをご案内します。
目次
リフティングのカウンセリングをしていると、たるんだハリを引き締めるだけでは物足りない気がすると、肌のキメまで一緒に改善できる方法をお尋ねになる方が多くいらっしゃいます。サーマクールとスキンブースターを一緒に受けたらどうなるのか、気にされている方も少なくありません。
プレミアム高周波リフティングと呼ばれるサーマクールの原理と、サーモンから抽出したPN(ポリヌクレオチド)成分のスキンブースターであるリジュランが出会うとどのような相乗効果が生まれるのか、そしてクリニックを選ぶ際に何を考慮すべきかも併せてご案内いたします。
サーマクールとはどのような施術でしょうか
サーマクール FLXは、強力な高周波(RF)エネルギーを肌の真皮層全体に立体的に届ける施術です。肌の支柱の役割を果たすコラーゲンは20代後半から毎年減少し、ハリが失われていきます。サーマクールは、この緩んだコラーゲン線維に熱刺激を与えて即時的な収縮を促し、新しいコラーゲンの生成を後押しします。
単に肌を上へ引き上げるリフティングにとどまらず、肌の密度そのものを緻密に満たしていくタイトニングに重きを置いた施術といえます。施術後は肌がふっくらと引き締まり、ハリが改善していく変化を感じていただけるため、自然なアンチエイジングをお好みの方が継続して選ばれている施術です。精緻なエネルギー調節システムを備えた機器であるだけに、施術者の熟練度が結果の差を生むといえます。
PNスキンブースター(リジュラン)の役割 — 肌バリアの根本的な再生
サーマクールが肌の構造をしっかりと立てていく作業だとすれば、リジュランはその構造を満たす土壌を健やかにする施術といえます。
リジュランヒーラーはPN(ポリヌクレオチド)系のスキンブースターで、サーモンから抽出した生体適合物質を肌の真皮層へ直接注入する施術です。ダメージを受けた肌環境を整えて自ら立ち直る力を高め、水分と油分のバランスを調整し、毛穴の引き締めや小じわの改善を助けます。
整理しますと、サーマクールがコラーゲンを再生させる施術だとすれば、リジュランはそのシグナルに合わせて肌がより健やかに再生できるよう栄養を届ける施術です。この2つの組み合わせは、肌の表面と内側を同時にケアしていく方向性といえます。
サーマクール・PNスキンブースター併用で期待できる相乗効果
サーマクールとリジュランを同時に受けることが効果的な理由は、大きく3つあります。
ハリとキメを一緒に改善
サーマクールで緩んだ肌を引き締め、リジュランでざらついた肌のキメをなめらかに整えることで、より立体的で健やかに見える顔色を期待していただけます。
再生スピードの後押し
高周波の熱エネルギーが届いた肌は再生活動が活発になっている状態です。このときにPN成分が加わると、コラーゲン合成の反応がよりスムーズに起こり、効果の持続期間や満足度によい影響を与えることがあります。
複合的なエイジングのお悩みへ一緒にアプローチ
たるみと小じわ、くすんだトーンを一度にケアしたいという方には、このような複合的なソリューションが助けになります。
安全で効果的な施術のためのチェックリスト
納得のいくサーマクールの結果を得るためには、必ず確認しておきたい事項があります。
まず、正規品チップを使用しているかどうかです。サーマクールは使い捨ての消耗品である正規品チップを用いて施術します。もし相場から外れた低価格が提示されている場合は、使い回しのチップが使われていないか疑ってみる必要があり、これはやけどや効果不十分といった副作用につながることがあります。言い換えると、正規品チップの使用有無は、サーマクール施術の安全性を測るもっとも基本的な基準といえます。
お一人おひとりに合わせたデザインも欠かせません。顔の脂肪量や皮膚の厚みに応じて高周波エネルギーの強度を細かく調整する必要があり、リジュランについても施術部位と量を適切に配分してこそ、自然な変化を得ていただけます。
施術後の反応と正しいケアの方向性
サーマクールの施術後は一時的に肌が赤くなったり細かなむくみが出たりすることがあり、リジュランの施術部位にはエンボス(小さな膨隆)が現れることがありますが、数日以内に自然に落ち着いていきます。
納得のいくリフティングの結果のために、施術後1週間ほどはサウナや飲酒、過度な運動のように体に熱をこもらせる活動を避けていただくのがよいでしょう。届いた熱エネルギーがコラーゲンの再生へとうまくつながるよう肌のコンディションを整えることが大切ですので、保湿剤と日焼け止めを丁寧に塗る生活習慣も併せて支えになります。
サーマクールとリジュランの組み合わせは、単に見た目を変えるものではなく、肌本来の力を育てていく過程です。流行している施術をやみくもに追いかけるのではなく、いまご自身の肌が必要としている要素は何かを正確に見極めることが大切です。
よくあるご質問
Q. サーマクールとリジュランを一緒に受ける場合、どのくらいの頻度で受ければよいですか。
A. お一人おひとりの肌状態や老化の進み具合によって差があるため、決まった周期を言い切るのは難しいです。サーマクールはコラーゲンの再生周期を考慮して6か月〜1年間隔で、リジュランはそれより短い間隔で積み重ねてケアするケースが多いため、カウンセリングでご自身に合った周期をご確認いただくのが確実です。
Q. サーマクールの施術後に副作用が出ることはありますか。
A. まれではありますが、個人によっては一時的に赤みやむくみが現れることがあります。正規品ではないチップを使用したり、エネルギー設定が不適切だったりする場合はやけどなどのリスクが高まることがあるため、正規品チップの使用有無を必ずご確認いただくことが大切です。
Q. サーマクールとリジュランを同じ日に受けても大丈夫でしょうか。
A. 併用が可能な場合が多いのですが、お一人おひとりの肌状態や回復にかけられる余裕によって、順序と間隔を調整するほうが安全です。カウンセリングでご自身に合った進め方をご確認いただくことをおすすめいたします。
Q. サーマクールの効果はどのくらい持続しますか。
A. 個人差があるため決まった期間を言い切るのは難しいですが、コラーゲンの生成と再配列にかかる時間を考えると、おおむね6か月〜1年ほどの間隔で維持ケアを行うケースが多いです。
Q. リジュランはどのような方に向いていますか。
A. 肌のキメがざらつく、小じわや乾燥が気になるという方から、カウンセリングでよくお問い合わせをいただきます。ただし、お一人おひとりの肌状態によって適切な量や部位の配分が変わりますので、カウンセリングでご確認いただくのが確実です。

NUWAクリニック
皮膚科 · NUWAクリニック 代表院長
10年間で12万件を超える施術で培ったノウハウをもとに、お顔のお悩みへの答えを一緒に見つけてまいります。



