触れると弾力があるのに輪郭だけがぼやける理由

表面の弾力は真皮層が、顔の線を保つのは深い線維性隔壁が担います。ザーフが二つの層をどう分けて扱うのかを江南駅のNUWAクリニックが整理します。
目次
肌に触れてみるとまだ弾力があるのに、鏡のなかのフェイスラインはぼてっと見え、頬の肉が下へ押し下げられたように感じることがあります。
指でつまんだときは問題ないのに、顔の輪郭線だけがぼやけていく状態です。この二つが一緒に進まないのには理由があります。今日はその理由を層ごとに分けて整理します。
皮膚表面の弾力と顔の輪郭のたるみは、それぞれ違う層で起きている変化です。触れたときのもっちり感は真皮層のコラーゲン密度が決め、顔の線をつなぎ止める仕事はそれよりずっと深い線維性隔壁と皮下組織層が担っています。ですから真皮層の弾力が残っていても、深い支持構造が先にゆるめば、表面は弾力があるのに輪郭だけがぼやける状態になり得ます。
肌の弾力とたるみはなぜ別々なのでしょうか
皮膚は複数の層でできていて、層ごとに担う役割が違います。二つの層を区別するだけでも理由が説明できます。
| 層 | 担う役割 | ゆるむと |
|---|---|---|
| 真皮層 | コラーゲン・エラスチンが密集し、表面の弾力を担当 | 触れたときにぱさつき、小じわが増える |
| 線維性隔壁・皮下組織層 | 脂肪を包み、皮膚を骨格側へ固定する | 頬の肉が押し下げられ、フェイスラインがぼやける |
線維性隔壁は、皮下組織のなかで脂肪を包みながら皮膚を骨格側へつなぎ止める役割を担っているといえます。この構造が伸びると、表面の弾力とは関係なく輪郭が下がっていくわけです。
表面だけを扱うリフティングではなぜ足りないのでしょうか
真皮上部にだけ熱を伝えると、表面は整っても、押し下げられた頬の肉やぼやけたフェイスラインはそのまま残ります。原因が位置する層に届いていないためです。
反対に深い層だけを扱うと、表面の小じわやキメには手が届かないまま通り過ぎてしまいます。二つの悩みが同時にある場合が多いため、どちらか一方だけを選ぶのが難しい状況が生まれるわけです。つまりリフティングで物足りない結果になるのは、エネルギーが弱いからではなく、原因となる層とは別の層を扱ったときである場合が多いといえます。
ザーフは二つの層をどう扱いますか
ザーフ(XERF)は6.78MHzと2MHz、二つのモノポーラ高周波の波長を組み合わせて出力する機器です。波長ごとに到達する深さが異なるため、層を分けてアプローチできます。
6.78MHzは真皮上部と中部層に熱を伝え、ゆるんだコラーゲンの収縮を促して表面のタイトニングを担います。2MHzはより深い皮下脂肪層まで浸透し、伸びていた支持構造物を収縮させる方向を見ます。表面の弾力は保たれているのに深い層だけが下がった状態であれば、2MHzの比重を増やして設定します。逆の場合は配分が変わるわけです。
つまり二つの波長は強さの違いではなく到達する深さの違いであり、その比重をどう分けるかが、そのまま適切な施術設計だといえます。
パラメータ設計はなぜ人によって変わるのでしょうか
人によって頬の肉の量、骨の構造、深い支持組織が下がった角度がすべて異なります。顔面構造を見ずに画一的なショット数だけで進めると、ある層は過剰に、別の層は不足になります。
NUWAクリニックでは、たるみがどの層から始まったのかを確認したうえで、顔の起伏に応じて目標エネルギーを分けて設定する方式で進めています。整理すると、同じザーフでも真皮層と皮下組織層のどちらに重きを置くかによって、施術の性格が変わるといえます。
ザーフの施術後は何を守ればよいですか
ザーフは皮膚表面にかさぶたや傷を残さない非侵襲方式のため、日常復帰が早いほうです。ただし深い層に熱が蓄積された状態ですので、数日は気を配っていただくとよいでしょう。
- 施術直後は赤みや軽い腫れ、わずかな熱感が残ることがあり、多くは数時間から数日以内に和らぎます。
- 赤みが残っている間は、熱いお湯での洗顔やシャワーではなく、ぬるま湯でやさしく洗ってください。
- 1週間ほどはピーリングやスクラブのような刺激になるケアを避けてください。
- 外出時は日焼け止めと保湿クリームを欠かさずお使いください。
施術後のケアの原則は、蓄積された熱がリモデリングにつながっていく間、ほかの刺激を足さないことだといえます。
表面は問題ないのに輪郭だけがぼやけてお悩みだったなら、表面を整えるだけではなかなか変わりません。どの層から始まったたるみなのかを確認することが順序です。ほかのリフティングとの比較はリフティングガイドでもご覧いただけます。カウンセリングで一緒に確認していきます。
健やかでハリのある肌は、施術そのものよりも、正しい情報と続けられるケアが加わったときに完成します。1:1のオーダーメイド診断で肌の状態に合った方向をご提案するNUWAクリニックは、江南駅7番出口すぐ前、ソウル特別市瑞草区江南大路385 3・4階にあります。
よくあるご質問
Q. 肌は弾力があるのに、なぜたるんで見えるのでしょうか。
A. 触れたときの弾力は真皮層が、顔の線をつなぎ止める仕事はより深い線維性隔壁と皮下組織層が担っています。真皮層の密度が残っていても深い支持構造が先にゆるむと、表面は弾力があるのに輪郭だけが下がった状態になります。
Q. ザーフはどのような施術ですか。
A. 6.78MHzと2MHz、二つの波長を組み合わせて出力するデュアルモノポーラ高周波機器です。波長ごとに到達深度が異なり、真皮層と深い皮下組織層を分けてアプローチできる点が特徴です。
Q. 二つの波長を両方使う必要がありますか。
A. たるみがどの層から始まったかによって比重が変わります。表面の弾力は保たれているのに輪郭だけが下がった状態であれば、深い層を担当する2MHzの比重を増やして設定します。
Q. 施術は熱かったり痛かったりしませんか。
A. ショットの直前と直後に冷却ガスを噴射して表皮の温度を下げる方式のため、痛みの負担は少ないほうです。ただし感じ方には個人差があるため、進行中でも調整が可能です。
Q. 変化はいつから感じられますか。
A. 施術直後はコラーゲンの収縮による変化を感じられることがあり、支持構造物のリモデリングはその後数か月にわたって進みます。時期と程度には年齢や肌の状態による個人差があります。
Q. 頬の肉が少なくても受けられますか。
A. 可能ですが、深い層に強いエネルギーを無理に伝えると凹みが現れることがあります。この場合は真皮層の比重を増やして設計しますので、カウンセリングでボリュームの状態を併せてご確認ください。

NUWAクリニック
皮膚科 · NUWAクリニック 代表院長
10年間で12万件を超える施術で培ったノウハウをもとに、お顔のお悩みへの答えを一緒に見つけてまいります。



