ウルセラピープライムとは?カウンセリング前に確認したい3つのポイント

ウルセラピープライム(Ultherapy PRIME)を検討中の方へ。カウンセリング前に確認したいDeepSEE・正規品・照射設計の3つのポイントと、MFU-Vによる仕組み・施術後の経過をわかりやすく解説します。
目次
年齢とともに気になりやすいたるみやフェイスラインのゆるみを、ハリのある印象へ整えたい——そんな方にとって、リフティング施術はいつも関心の高いテーマです。なかでも医療用超音波リフティングの代表的な機器として知られてきたウルセラは、最新のアップグレードによってさらに精密になりました。今日お話しするのは、その「ウルセラピープライム(Ultherapy PRIME)」についてです。
満足のいくリフティング結果を得るには、単に有名な機器を選ぶこと以上の準備が必要です。今日は施術を決める前に、満足度を高めるために確認しておきたい3つのポイントをご案内します。クリニック選びを前に迷っていらっしゃる方の、明確な判断基準になれば幸いです。
1つ目、リアルタイム映像装置(DeepSEE)を活用していますか?
ウルセラピープライムが他のリフティング機器と大きく異なる特徴は、皮膚内部の状態をリアルタイムで確認しながら照射できる、いわば「見ながら行う」リフティングである点です。機器にはリアルタイム超音波画像技術「DeepSEE(ディープシー)」が搭載されており、医師は患者様の皮膚内部の構造を最大8mmの深さまで確認しながら、エネルギーの照射を調整することができます。
人によって、肌の厚みや脂肪層の位置、筋膜層(SMAS)の深さはすべて異なります。組織の層を十分に確認せずに一律に照射すると、エネルギーが狙った深さに正確に届かなかったり、施術中の不快感が増したりすることがあります。ですのでカウンセリングの際には、リアルタイムのモニタリングを通じて、ご自身の肌と組織の層に合わせて照射の深さ・範囲・ショット数を調整してもらえるかを確認されることをおすすめします。
2つ目、正規品のチップを使い、一人ひとりに合ったショット数を設計していますか?
リフティング施術では、費用と同じくらい大切なのが、安全に直結する「正規の機器・耗材が使われているか」です。ウルセラピープライムは、正規品の探触子(チップ)を通してエネルギーを伝えます。カウンセリングの際には、正規の機器・正規品のチップが使われているか、メーカーの規定に沿って管理されているかを確認されるとよいでしょう。出所の不明な非正規の機器やチップを使ったり、規定どおりに扱われなかったりすると、エネルギー出力の安定性や安全性が十分に保たれないことがあります。
また、ご自身に必要な適切なショット数を提案してもらうことも重要です。ショット数は多ければ多いほど良い、というものではありません。顔の脂肪量やたるみの程度によって必要なエネルギーは変わるため、300ショット・600ショットなど、クリニックと相談しながら設計することが大切です。ショット数の多さよりも、ご自身の組織の状態や希望に合った治療設計になっているかが、より重要なポイントです。
3つ目、一人ひとりに合わせたデザインが行われていますか?
機器がどれほど進化しても、仕上がりを左右するのは機器の性能だけではありません。医師が解剖学的な構造を見極め、照射を設計する経験も、施術結果に関わる重要な要素です。ウルセラピープライムの施術は、単なるエネルギー照射ではなく、顔全体のバランス・脂肪の分布・たるみの部位を総合的に評価したうえで、照射の範囲や深さを設計していくものであるべきです。
たとえば、頬のボリュームが少ない方には、頬がこけた印象にならないよう、照射範囲や深さ、ショット数を慎重に調整します。一方で、二重あごやフェイスラインのもたつきが気になる部位では、組織の厚みを確認しながら、照射範囲や深さ、ショット数を調整していきます。また、肌の厚みや施術部位に応じて、1.5mm・3.0mm・4.5mmのトランスデューサーを使い分けます。医師による評価と経験こそが、施術を一人ひとりの状態に近づける鍵になります。
施術後はどんな変化を期待できますか?
ウルセラピープライムは、リアルタイム画像機能を備えたマイクロフォーカス超音波(MFU-V)を用いて、設定した組織の深さに微小な熱凝固点を形成し、コラーゲンの産生・再構築を促します。施術直後は一時的な収縮でラインが整った感覚を得られることがありますが、コラーゲンの再構築には一定の時間がかかり、施術から2〜3か月ほどかけて少しずつ変化が現れる場合が多いです(変化の程度や時期には個人差があります)。コラーゲンが少しずつ再構築されるにつれて、肌のハリやフェイスラインの変化が期待できます。
こうした変化を長く保つには、施術後のケアも大切です。施術後は多くの場合、そのまま日常生活に戻れます。施術部位に赤みや腫れ、圧痛などが残る場合は、サウナなどの高温環境や激しい運動を一時的に控え、実際の期間は医師の指示に従ってください。十分な水分補給と保湿を心がけていただくと、良好なコンディションの維持に役立ちます。
ウルセラピープライムは、単にたるんだ肌を引き上げるだけでなく、マイクロフォーカス超音波を設定した組織の深さに作用させ、コラーゲンの産生・再構築を段階的に促していく施術です。システムがさらに進化し、より正確で快適なリフティングが可能になった今、上でご案内した3つのチェックリストを基に、慎重にご検討いただければと思います。
よくあるご質問
Q. DeepSEE(ディープシー)機能はなぜ重要なのですか? A. DeepSEEは、施術中に皮膚内部の構造を最大8mmまでリアルタイムで映し出す超音波画像技術です。人によって脂肪層や筋膜層の深さが異なるため、DeepSEEは組織の層や治療の深さを確認し、避けるべき構造を見極めるのに役立ち、エネルギーをより正確に狙った位置へ届ける助けになります。
Q. ショット数は多いほど良いのですか? A. 多ければ多いほど良い、というものではありません。顔の脂肪量やたるみの程度によって必要なエネルギーが変わるため、ご自身の状態に合った適切なショット数を提案してもらうことが大切です。カウンセリングを通じて、ご自身に合った治療プランを立てられることをおすすめします。
Q. トランスデューサー(チップ)はどのように選ぶのですか? A. 肌の厚みや部位に応じて、1.5mm・3.0mm・4.5mmのトランスデューサーを使い分けます。フェイスライン全体のもたつきが気になる場合は深い層に対応するものを、浅い層の小じわが気になる場合は浅い層への照射を中心に、一人ひとりに合わせて照射深度やショット数を設計します。
Q. ウルセラピープライムの効果はどのくらい持続しますか? A. 個人の肌の状態や年齢変化の進み方によって差があるため、決まった期間を断定するのは難しいです。コラーゲンの再構築には一定の時間がかかり、一般的に2〜3か月ほどかけて変化が現れ、その後も続く場合が多いため、定期的なケアという考え方で捉えていただくことをおすすめします。
Q. 施術後のケアはどうすればよいですか? A. 多くの場合、施術後はそのまま日常生活に戻れます。施術部位に赤みや腫れ、圧痛などが残る場合は、サウナなどの高温環境や激しい運動を一時的に控え、実際の期間は医師の指示に従ってください。外出時の紫外線対策も併せて行っていただくと、回復に役立ちます。

NUWAクリニック
皮膚科 · NUWA 江南 代表院長
10年間で12万件を超える施術で培ったノウハウをもとに、お顔のお悩みへの答えを一緒に見つけてまいります。
