頬骨縮小注射 vs 脂肪溶解注射、意外なほど違います

頬骨が脂肪溶解注射では小さくならない理由と、頬骨縮小注射との違い。骨か肉かを見分ける診断の考え方まで、NUWAクリニックがご案内します。
目次
こんにちは。お顔の施術よりも先にお悩みを診断する、NUWAクリニックのソン・ミョンスン院長です。
この記事を検索してお越しになったのでしたら、おそらく頬骨を目立たなくしたいけれど、頬骨縮小注射と脂肪溶解注射のどちらを受けるべきかお悩み中かと思います。
先に結論から申し上げますと、頬骨は脂肪溶解注射では小さくなりません。多くの方がこの2つを同じ施術だと思っていらっしゃいますが、入る部位と働く原理がまったく異なります。ですから、ご自身の頬骨がなぜ目立って見えるのかを知ることから、合う答えが出てきます。今回は頬骨を目立たなくする方法を、原因ごとに分けてお話しいたします。
脂肪溶解注射はもともと頬骨用ではありません
脂肪溶解注射は、頬骨ではなくあご・頬の脂肪を溶かす施術です。
よく言われる輪郭注射は脂肪溶解注射です。二重あご、ディープチーク、あごのラインのように脂肪が固まっている部位を溶かすのに使われます。ですからあごの下や頬の肉のように、つまむと脂肪が触れるところには効果を見ることができます。問題は、頬骨はその構造が異なるという点です。
頬骨はなぜ脂肪溶解注射では難しいのでしょうか
頬骨の部位の組織は、一般的な脂肪溶解注射だけでは整理されないからです。
頬骨が目立って見える理由は人によって異なり、大きく3つに分かれます。
もっとも多いのは、頬骨そのものが横や前に発達している場合です。次に、骨よりもその上を覆った軟部組織(肉)が厚くてボリュームをつくっている場合があります。そして実際には、この2つが混ざっている場合がもっとも多くなります。要は、頬骨の部位の組織は単に脂肪を溶かすアプローチだけではラインが整わないという点です。ですから頬骨には、頬骨縮小注射という別のアプローチが必要になります。
頬骨縮小注射は脂肪溶解注射と何が違うのでしょうか
頬骨縮小注射は、頬骨の上の組織と軟部組織を整理してお顔のラインを整える施術です。
脂肪溶解注射があご・頬の固まった脂肪を溶かすことに焦点を置くのに対し、頬骨縮小注射は頬骨の上を覆った組織を整理して、目立つラインをやわらげる方向です。同じ注射のように見えても、狙う部位が頬骨なのか、あご・頬なのかで分かれます。ですから「頬骨を目立たなくしようと脂肪溶解注射を受けたのにそのまま」という方が出てくるのです。
頬骨縮小注射 vs 脂肪溶解注射 比較
| 区分 | 脂肪溶解注射(輪郭注射) | 頬骨縮小注射 |
|---|---|---|
| 主な部位 | 二重あご・ディープチーク・あごのライン | 頬骨 |
| 働く原理 | 固まった脂肪を分解 | 頬骨の上の組織・軟部組織を整理 |
| よく合う場合 | つまむと脂肪が触れる部位 | 頬骨が目立って見えるとき |
名前が似ていて混同しやすいのですが、狙うところがまったく異なります。ですから施術名を先に決めるよりも、原因を先に見ることが大切です。
施術名より原因を先に見る理由
私たちがもっとも警戒するのは、患者さまが持ってこられた施術名のまま施術を進めてしまうことです。
「頬骨縮小注射をお願いします」とおっしゃっても、私はまずその頬骨が骨によるものか肉によるものかから見ます。必要でしたら3Dメタビューで組織の構造を確認します。原因が違えば答えも違うからです。
ご希望の施術をそのまま行うことが、医師の立場ではいちばん楽です。ですが原因に合わない施術は、どれだけ上手に行ってもそのお悩みを解いてはくれません。「こういう感じを望んでいたのに」という心残りが残るだけです。ですから私は、施術を先に行うよりも、原因を先に見ることが正しいと考えています。
実際の診療事例
頬骨縮小注射を受けにいらっしゃったものの、診断してみると頬のたるみのほうが大きな原因だった方がいらっしゃいました。
その方には、注射よりもチタニウム リフティングなど別の施術の方向をおすすめいたしました。もし最初のご要望どおり頬骨縮小注射だけを行っていたら、本当に望んでいらしたラインの変化は感じにくかったはずです。同じ「頬骨が大きく見えます」というお悩みでも、原因が違えば答えが変わる理由です。
まとめとして
頬骨を目立たなくする方法は、結局「私の頬骨はなぜ目立って見えるのか」から始まります。
脂肪溶解注射は頬骨用ではなく、頬骨のお悩みでしたら頬骨縮小注射でアプローチする必要があります。そして何より、ご自身の頬骨が骨なのか肉なのかから診断を受けることが先になります。頬骨でお悩みでしたら、原因からご一緒に拝見いたします。
お顔のかたちのお悩みを先に診断する、NUWAクリニックのソン・ミョンスンでした。NUWAクリニックは、江南(カンナム)駅7番出口すぐ前、ソウル特別市瑞草区江南大路385の3・4階にございます。
よくあるご質問
Q. 頬骨縮小注射と脂肪溶解注射は一緒に受けても大丈夫ですか。
A. 部位が異なるため、一緒に進めるケースもあります。ただし、ご自身のお顔が頬骨の問題か、あご・頬の脂肪の問題かをまず診断したうえで決めるのが正しいです。
Q. 頬骨縮小注射は何回受ければよいですか。
A. 通常は2〜4週間の間隔で3回ほどをご案内しますが、頬骨の状態によって異なります。個人差がありますので、診断後にご案内いたします。
Q. 脂肪溶解注射を受けたのに頬骨がそのままです。なぜでしょうか。
A. 脂肪溶解注射(輪郭注射)は頬骨用ではないからです。頬骨の組織は一般的な脂肪溶解注射だけでは整理されませんので、頬骨縮小注射でアプローチする必要があります。
*お一人おひとりによって施術の方向と結果が異なる場合があり、正確な診断はご来院後のカウンセリングを通じてご案内いたします。

NUWAクリニック
皮膚科 · NUWAクリニック 代表院長
10年間で12万件を超える施術で培ったノウハウをもとに、お顔のお悩みへの答えを一緒に見つけてまいります。


